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マイホームを建てる概算予算と確認すべきポイントとは?

家づくりにおいて、概算予算を把握することは大切なことです。注文住宅か建売住宅かによって概算予算は異なります。

建売住宅の場合、概算予算がわかりやすく広告に掲載されていたり、見学の際、営業担当者から説明があります。

一方、注文住宅の場合は、建設費を二回に分けて支払ったり、付帯工事がかかったりするため把握が困難になります。

「注文住宅は高いから諦めないといけない」

「予算オーバーしてしまうか心配」

このような悩みをお持ちの方向けに予算オーバーを防ぐポイントと概算予算を把握する理由を解説いたします。

理想の住まいを実現したい方や自由設計を諦めている方は、一度記事を参考に概算予算を算出してみてください。思っていた以上にコストがはずんだり、安くで済む可能性も考えられます。

マイホームの概算予算とは?

家を建てる際、発生する費用をすべて含めたおおまかな費用総額を概算予算と言います。

もちろん最終的に支払う金額は予算額と比べ上下します。しかし、予算を軸に考えることで正確な資金計画が立てられるため、大きな予算オーバーを防止できます。

マイホームは人生に一度の買い物と言われており、はじめて家づくりする方が多いでしょう。水道の引き込みやエアコン取り付けなどの付帯工事や災害保険料金など見積もりを見てこんなにお金がかかるとは思っていなかった方が多くいます。

そのため、はじめからコストの全体像を把握しておくことで、予算オーバーを防ぐことが可能となります。

マイホームの概算予算を把握するポイントとは?

ポイントは4つです。

  • 1、建物の大きさと広さを把握し、坪単価をリサーチする。
  • 2、住みたいエリアの土地の相場と大きさの平均値をリサーチする。
  • 3、水道の引き込みやエアコンなどの付帯工事の必要があるのか確認
  • 4、諸費用がどれくらいかかるのかチェック

家づくりは大工やハウスメーカー、工務店をはじめ多くの職人さんや業者が関わっています。それは想像する以上であり、費用も都度発生します。いくつもの請求が重なることで全ての把握は難しいでしょう。だたしポイントを押さえておくことで大幅に予算をオーバーすることを防ぐことが可能です。

1、建物の大きさと広さを把握し、坪単価をリサーチする。

概算予算のポイントは、建てたい家の大きさや広さがどれくらい必要かどうかです。推量では現実的に必要な広さを図ることはできません。そのためライフスタイルから逆算するようにしましょう。

逆算するためには、4つのことを考えなければなりません。

それぞれの部屋の広さとハブリックスペースがどれくらい必要かどうか。

家族の人数や居室の使用用途により、必要な広さは異なります。たとえば、夫婦の寝室は広めにほしいという方が多く、平均8畳~12畳の部屋が設けられています。子ども部屋の場合は、4.5畳~6畳が平均です。

一方、家族団らんを過ごしたりするリビングダイニングスペースは20帖ほどが多いですが、住む家族人数により、もう少し広く取った方が過ごしやすいなどがあります。

そのため居心地やスムーズな動線を保つために家族の人数に応じた面積を把握し、確保しましょう。目安は1人あたり7~9坪と言われています。

建物の階数

必要な坪数を把握してから行うことは、平屋にするのか、2階建てや3階建てにするかを決めます。ここで注意点は階数により坪単価が異なる点です。

階数の選ぶポイントは、敷地にどれだけの建物の広さを建築可能かと必要な部屋の数とハブリックスペースの広さを確保した際に2階建てに収まるのかどうかです。

ただし、先に平屋にするなど階数を決め、土地探しをする方もいます。そのため、土地探しを優先するのか、階数を決めるのか、決めておきましょう。

希望の商品の坪単価を確認する

マイホームを建てる際、ハウスメーカーや工務店により、提供している商品が異なり坪単価が大幅に変わります。

たとえば、ローコストビルダーと呼ばれている坪単価30万円~40万円の商品は、大手ハウスメーカーでは坪単価90万円を超えるものも存在します。

坪単価の調べ方は2つです。

  • ・インターネットで「坪単価+住宅会社名」
  • ・ハウスメーカーや工務店にお問い合わせする。

このとき注意点として、本体工事費にはどこまで含まれているかを聞く必要があります。それぞれの会社により設計費用や仮設工事費など別途発生するのかしないのかは異なります。

そのため、坪単価だけでなく本体工事費はどこまで含まれているのか確認しましょう。

1階にリビングダイニングキッチン以外に部屋が必要かどうか。

2階建て以上の建物では、一階部分の居室としてLDK以外に設けるのは多くありません。しかし、ライフスタイルや家事動線の観点から夫婦の寝室や書斎を下階に設ける方もいるでしょう。

その場合は費用が嵩む可能性が考えられます。たとえば1階の床面積が2階より大きくなる場合は、基礎工事費用や屋根工事費用は上階より高くなる傾向があります。

2、住みたいエリアの土地の相場と大きさの平均値をリサーチする。

土地には、建築基準法で定められている成約が存在します。そのため、購入する前に理想のマイホームが建てられるのかどうか確認が必要です。

土地探しのコツは2つです。

  • ・事前に理想の家が建てられる土地の条件を把握しておく。
  • ・エリア・土地の条件の優先順位を整理しておく。

これら2つを先に決めて置くことで、思っていた以上に土地の価格が高すぎた際に妥協するべきところが明確になり、スムーズに土地探しができます。

また、土地の坪単価の相場を事前にリサーチしておくことで、理想の家づくりに近づけるでしょう。

リサーチ方法は、2つです。

・SUUMOなど、住宅関連の情報を集約しているポータルサイトを活用して、購入予定である地域の坪単価相場をチェックする。

>SUUMO「全国の土地価格相場情報」

・希望地域で売り出されている土地面積を広告や不動産会社などのホームページで確認する。

住宅地の土地面積は平均35坪~40坪です。これは3人~4人家族におすすめの広さとなります。

4、住みたいエリアの土地の相場と大きさの平均値をリサーチする。

住宅の本体工事費や土地の価格などは、想定しやすいものです。しかし、付帯工事費は専門家や何度か家づくりを行わなければ把握しにくい箇所と言えます。

そのため概算予算に含めるポイント6つを説明します。

地盤補強工事の予算を参入する。

希望する土地が決まったら、その土地が建物を支えるのに必要な強度を調べる地盤調査が必要になります。この結果により地盤改良が必要になるケースがあり、費用は施主持ちとなります。

【費用目安】

調査・・・5万円

補強工事・・・80万円~120万円

高めに概算予算に入れておくとオーバーしにくくなります。

外構工事の予算を参入する。

建物だけでなく外構工事も費用に入れておくことがおすすめです。フェンスや門、駐車スペースなど検討している場合は家と別に費用が生じます。

エクステリア工事は行う箇所により料金が異なります。

  • フェンス…1mあたり2~3万円
  • 門…30万円
  • 駐車場…1㎡あたり5,000~10,000円(地面のコンクリート敷設費用)

前もって、外構をどのようにしたいのかなどを決めて置くと、それに合わせた、見積もりなどで概算できるでしょう。

上水道が敷地内にきているか。

土地によっては上水道が引き込まれておらず、工事が必要となるケースがあります。

水道管を引き込む費用の相場は1mあたり1万円~2万円です。そのため水道管本管から敷地までの距離が10mあると10万円~20万円かかりますので注意しましょう。

下水道があるのかどうか。

下水道が引き込まれていない場合、道管を引き込むか合併浄化槽を設置する方法があります。エリアや土地により必要なものが異なりますが、いずれも上水道とおなじくらいの費用が必要となります。

高低差を埋める工事が必要なのか。

傾斜のある土地の場合、平らにする土留め工事が必要な可能性が考えられます。規模や方法により費用は異なりますが、相場は1mあたり1万円~2万円です。

解体工事や伐採、更地整備が必要かどうか。

既存の建物が建っている土地や持ち家の場合は解体が必要です。また、木の伐採が必要な場合も別途コストがかかります。

解体費用の相場は、建物構造により異なり、木造の場合は1坪あたり3万~5万円、鉄骨コンクリートの場合は6万円~8万円が相場です。伐採費用は、1本あたり1万円~3万円が一般的で、木の大きさなどにより変動します。

4、諸費用がどれくらいかかるのかチェック

家を建てる際には、地震や火災保険や土地の名義変更の費用、住宅ローン融資手数料などがかかります。

たとえば建物の場合は火災保険と地震保険で35万円、建物登記費用で20万円、請負契約印紙代が1万円~3万円です。

この印紙代には、購入金額に応じて令和4年3月末まで減税措置があるため、国税庁のホームページで確認しておきましょう。

>国税庁「建設工事請負契約書の印紙税の軽減措置」

土地の場合は、仲介手数料や土地登記費用、不動産売買契約印紙代、水道加入金や受益者負担金が必要となります。

仲介手数料の概算は、税抜きの売買代金×手数料率+消費税で求められます。ただし、取り引きで上限が決まっており、不動産会社によって手数料率が異なります。

売買契約印紙代は請負契約印紙代と一緒です。

水道加入金は自治体にもよりますが、平均相場は20万円となっています。

受益者負担金は1㎡あたり430円ほどです。

詳細は国土交通省ウェブサイト参照してみてください。

住宅ローン融資の場合は取り扱い手数料や保証料、登記費用や契約印紙代が必要となります。

保証料は借入額や返済期間により変動しますので、住宅ローンを組む金融機関または住宅機構に確認しましょう。

登記費用は住宅ローン借入総額×0.4%で求められます。

契約印紙代は1,000万円超5,000万円以下の場合は20,000円です。

まとめ

家づくりの概算予算を知る上で検討が必要な4つのポイントとして「建物の大きさ」、「土地の相場」、「付帯工事」、「諸費用」がインパクトの大きいものであることをお伝えしました。

100%正確に算出しようとすれば手間も時間もかかりますが、上記に従って検討すれば概ねの概算予算は把握することができます。

とはいえ特に初めて家づくりをする方には計算も難しく検討も手間だと思いますので、気軽に相談できるパートナーに依頼することをおすすめします。

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